about “The Asymmetry Signal”
マーケットのアルファを解き、エッジの民主化をもたらすメディア
「トレードを続けると最終的に大半の人が損を出す」という話を度々耳にします。
一般社団法人金融先物取引業協会の”店頭外国為替証拠金取引/個別顧客区分管理金額正味増減口座数割合関連情報(預託金増減口座数割合情報)”の2015.1Q-2024.4Qのデータによると、1期3か月ごとに口座資金が減った口座の割合は、1期ごとの平均で56.4%でした。
1期ごとにこの割合で口座資金が減っていくとすると、続ければ続けるほど損が積み重なって、とんでもないことになるであろうことが容易に予想できます。
そこで、上記の公表データをもとに条件を仮定して筆者が詳しく試算を行ったところ、10年後に利益を出している口座はわずか4.8%と算出されました。
10年続ける人が100人いて、単純に確立に委ねた取引を続けた場合、10年後に95人は損をしている可能性がある、という悲惨な結果を示唆しています。
しかし裏を返せば、わずか一握りの、4.8%の選ばれた人たちはなお利益を出す可能性があることも示唆しています。
現実にも、一部ではあるものの、長期的にトレードで利益を出している人たちがいます。いったい彼らは損を出し続ける大半の人たちと何が違うのか。私たちは、彼らは自身が参加するマーケットに「なんらかのエッジを見出していた」と考えます。実際に筆者自身が、裁定取引というエッジによって暗号資産マーケットから利益を出し続けたのと同じように。
マーケットにおける「エッジ」とは、トレードにおいてある売買ルールが一定の期間中だけ「なぜか」期待値がプラスになる、再現性のある優位性や有利な条件のことを言います。
もっと簡単に言うと、「エッジ」とは、「理由はよくわからないが、繰り返して続けるほどプラスになる確率が高い、“ちょっとしたコツ”」ともいえるでしょう。
※共積分トレードやクリプトにおけるデルタニュートラル戦略など、期待値がプラスになる根拠が一定程度わかっているものもあります。当メディア The Asymmetry Signal(アシンメトリー・シグナル)ではそれらも徹底的に紹介します。
ただ、マーケットにおいて「エッジ」というものがずっと昔から存在している/していたことを、そもそも知らずにトレードを始めてしまったり、そのままトレードを続けて損を出し続けてしまっている人が少なくないのではないでしょうか。
これだけの情報社会にあってもなお、エッジというクリティカルなトレード情報の周知、教育が適切に機能していないのであれば、なんとかしなければならないと思います。
トレードの基本は本で学べますが、エッジについて書かれた本はとても少なく、もし書かれていても、ある一つのエッジについて延々と解説されていたりします。しかし、後述するように、エッジはいつ使えなくなるかわからないものです。一つのエッジに固執して戦い抜くことは困難です。したがって不特定多数のエッジをインプットしておきたいところですが、残念ながらそれを気軽に学べる機会はほとんどありません。
そこで私たちは、アシンメトリー・シグナルを通じて、「エッジ」という非対称な現象がマーケットには歴然と存在し、観測され、そしてトレード収益のエンジンとして利用され続けてきたことを伝えていきます。
アシンメトリー・シグナルは、WEB調査を得意とする編集長A/Sが学術論文や専門文献を調査して見出したエッジ(優位な取引機会)の発信を行っています。
エッジには理由がわからないもの、説明できないものがとても多くあります。
そのあやふやさゆえに根拠のない誤情報も多くあります。
そこでせめて、学術論文や専門文献に基づき、一定の根拠を維持することに努めています。
また、先ほど少し触れた通り、エッジには賞味期限があり、すぐに使えなくなるものもあります。
一方で、なぜか長期間にわたって機能しているものも一部にはあります。
このような性質もあって、当メディアが紹介するエッジの中にもすでに機能しないエッジもあります。しかし、たとえすでに機能しなくなってしまったエッジであっても、知る価値が十分にあると考えます。
なぜなら、これまで機能した数々のエッジを知っておくことで、マーケットにおいて、いったいどんなものがエッジになるのかを理解できるようになるからです。
そして、その理解は、次のエッジを見つけるための手がかりになるはずです。
マーケットにおけるエッジの存在を知ることが、利益を出すための最低限の第一歩だと考えます。
about “The Asymmetry Signal” auther
アシンメトリー・シグナル編集長 兼 運営責任者 A/S プロフィール
2007年より為替取引開始。2008年より先物取引開始。
2017年より原資100万円でクリプト(暗号資産)の取引を開始。
クリプト市場には非対称な機会が多数存在していることに気づき、特殊な投資機会の徹底調査を始める。
以降、暗号資産トレードにおいては裁定取引に徹する。
裁定取引は勝率90%超を維持し、月単位での損失は通信エラーによる一度のみ。
2021年にクリプトのみで累計確定利益が8桁突破し、その後も裁定取引の確定利益を積み立てている。
2021年、知人の資産運用法人クラウド社にて取締役取引責任者に就任。
暗号資産の裁定取引により右肩上がりの損益グラフを実現し、年率収益30%(税引き前)を達成。
神戸大学卒、東京大学大学院修士課程修了。
東京大学大学院博士課程退学。
シリアルアントレプレナーとしてこれまで5社の発起人、2社の代表取締役、6社の取締役を経験。
参画事業に対する徹底的な研究、WEB調査を得意とする。
記事のソースを提示しない大半の既存メディアに対して長年思うところがあり、2025年、自身の徹底的な調査力を駆使し、学術論文などの専門文献をベースといた先端メディアThe Asymmetry Signal(アシンメトリー・シグナル)を開設。同メディアにて、学術論文や公開データなどのソースを添えた、トレード機会に関する研究・分析記事の発信を始める。アシンメトリー・シグナルにおいては、信用度の高い多数の文献をキュレーション・選抜してマーケットのアルファを解き、トレード経験・マーケット研究で培ってきた独自の視点から、数々のアノマリーが孕む非対称性と摩擦を解説している。
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